わたしとドラマCD

 

 

 

めちゃくちゃ月日が流れてしまっていて、そろそろこのブログの存在も忘れかけていた。

まあいろいろあって、私生活に支障が出まくっている現在だけど、オタクなので持ち直すのはめちゃくちゃ早くて助かる。だいたい推しの話題があればすぐに復活するような脳のつくりになっているから、まじでオタクでよかった。

今キーボードを叩けているのも自分の胸の内から溢れんばかりの情熱を記事にしたいからだ。オタクって素晴らしい。

 

話は逸れたが、今回の記事は表題のとおり、ドラマCDについて。

ジャンルはもちろんBLですけど、このご時世、シチュエーションドラマCDとかもあるからそれはそれで楽しめるよね。私は興味ないんだけど。

 

軽く私とドラマCDとの出会いに触れると、時代は中学校時代にさかのぼる。

私がまだ携帯電話を持っておらず、YouYubeが見れる環境なんて父のパソコンくらいしかないあの時代。イヤホンなんかも持っていなかったから、極小音量で違法アップロードされた音源を聴いていました。だいたいが、誰々(声優さん)の攻め/受け声詰め合わせとかだったから、作品名とかまでは全然分からないんだけど。正直、私からしてみれば「音声媒体」でBLを楽しむことができるという未知の領域はまさに天国だった。

ここで声優さんにリスペクト感情を抱いたんだと思う。演じてくださってありがとうございます。

 

その後、ようやく高校生になって携帯電話(それでも最初の一年はガラケーだった)を持つことになって、ドラマCDに触れる機会も多くなった。その頃には既に好き嫌いみたいなものが出来上がっていて、特定の声優さんに対して熱を上げたりすることもしばしばあった。けっこう黄金期感あるな……

高校三年になり、気が付けば受験生。まあここは難なくクリアするんだけど、問題はここから。アルバイトだ。自分が使えるお金が一気に増える。まあこれが私の快進撃ともいえるドラマCD無双ロード突入への幕開けだった。

 

ちょうど私が大学入学してすぐくらいだ。いつものようにYouTubeの大海を泳いでいたら、新しいドラマCDのWebCMがトップページに流れてきた。サムネイルに表示されている絵柄も好みだったし、試しにと思ってタップした。そこがたぶん沼の始まり。

 

『男子高校生、はじめての』というドラマCDとわたしが出会ったのはそのときだ。

それまでの常識を覆す革新的なドラマCD。従来のドラマCDってセックスシーンのいいときとかに変なピアノの旋律みたいのが入ることってない?あれ、すげー邪魔なんだよね。何を盛り上げているのか私には理解不能だったんだけど。このドラマCDは違った。

その謎の旋律が一切ない。まじでない。タイトルコール時にインサートとしてテーマメロディー的なのは入るけど、本編中は一切ない。これ、まじですごい。

BGMがないということがどれだけ本編に集中できるか、これはまじで画期的すぎだろと頭を抱えた。調べると、コンセプトに掲げているのは「ノーカット、ノーフェード、ノーBGM」。これ、めちゃくちゃ大事。ノーカットは言わずもがなだけど、フェード!

なんかすげー濁されて終わるドラマCDってめちゃくちゃ消化不良なんだけど、これはそのもやもやがない。これはすげえ。

そしてなんといっても本編中のノーBGM。つまりだ。これは古から全オタク腐女子が願ってやまなかった「推しカプがいる部屋の壁になれる」願いを叶えているも同然なのだ。このドラマCDの公式ホームページでも「男子高校生の『はじめて』をこっそり盗み聞きする」と書いてある。天才。私が求めてました、これ。

 

 

ここまでめちゃくちゃノンストップで語ったけど、ちゃんとこのCDについてのプレゼンもするね。

現在出ているCDは、アフターディスク、スピンオフを含め全部で18枚。

うち、カップリングは全部で14。現在4th Seasonまで来ました。シーズンごとにカップリングは3つずつ。タイトル通り男子高校生たちのカップリングがほとんどですが、本編カップリング一組のみ、男子高校生×教師があるよ。ここめっちゃ好き。

スピンオフが先生同士とかの大人組なんだけど、実はここまだノータッチです。

本編カップルたちは全制覇してるので、それぞれの良さが語れるんだけど、長いので今度やります。

 

実はこの『男子高校生、はじめての』シリーズ、GINGER BERRYというレーベルのオリジナル作品なんですが、毎回キャスティングとシナリオがとっても上手で私は好き。

大御所から若手、BLドラマCDははじめてという声優さんまで幅広くキャスティングしてるんだけど、まじでみんな上手い。すげえ。声帯どうなってんだまったく。

このへんの私の好みとかも含め、次回でより詳しく。この話題に関してはめちゃくちゃ語り散らかすので時間が足りないんだ……

YouTubeでWebCMとかキャラクターの自己紹介ムービーとか上がってるのでぜひタイトルで検索してくれ。

 

BL作品は嗜むけど、音声媒体となると割とハードルが上がる。分かる。ちょっとリアルだもんね。そこさえクリアすれば沼へようこそとなるので、とりあえず少しだけでも聴いてみてね。カップリングの説明は次回。

 

それでは。