やりたい同人誌装丁メモ
かなりブログを放置してて、なんなら前に書いた記事なんて「次回のブログでより詳しく書きます!」みたいなこと言ってるのに一向に書いてないの、本当にダメ。
最近は「自カプセックスって必要だっけ?」という草食通り越して絶食系腐女子になりつつあるので、ドラマCD聴いてないんですよね…
まあ、それはさておき。
タイトルに書いたように、今日は前回の記事は記憶からすっ飛ばして同人誌の装丁についての秘めたる野望を書き連ねたいと思う。
同人誌、昨今の情勢のおかげでけっこういろいろ考えることは多々あるんだけど、なんて言ったって、同人誌をつくるのって楽しい!!!!!(大声)
こればっかりはつくってみないとその良さは実感できないと思うけど、本当に楽しいのだ。自分が時間と精神とお金その他もろもろをつぎ込んでつくり上げた本!
そうなると、めちゃくちゃこだわりたくなるわけだ、これが。
中身がどうであれ、見た目のインパクトってけっこうでかい。特に小説本なんて、イラストの表紙にするか否かでけっこう違うと思う。
私は、よっぽどの「今回はどうしてもイラストにしたい!」という願望がない限りは、限りなく商業っぽいというか、普通に電車の中で取り出しても大丈夫くらいの装丁にしたいというこだわりがある。箔押しだって使いたいし、サイズもこだわりたいし、カバーありにするか、帯はつけるか、PPは何にするか……そういうのを考えるだけで丸一日潰す自信ある。
そんなわけで、今日はこれからやりたいなと思う装丁の話をメモがてら書こうと思う。
レッツゴー!
やりたい装丁
やりたい装丁①
- 新書サイズ、もしくは文庫サイズ
- カバーあり
- ホログラム用紙+白印刷
- 表紙はイラストなし、タイトルのみで浮き出し箔押しをした感じになるように
- 使いたい印刷所さんは「プリントオン」さん
一度文庫サイズを出してからというもの、あの手のひらに収まる感じが好きで次も出したいなってなる。でも単価が高いのがネック。あと締切が早すぎてえぐい。表紙を自分でつくることがまずないので、依頼をかけるとなるとかなり前倒しでつくらないときつい。
この装丁で出したいなって思ってる話はファンタジー要素ゴリゴリの長編。死んだら心臓が宝石になるという世界線で生きる推しカプの話です。
設定もかなり細かくつくったほぼ一次創作に近い二次創作。
ホログラム紙に白印刷ってめちゃくちゃやってみたい装丁のひとつで、100%白印刷にするんじゃなくて、50%で白印刷かけることで、ホログラム紙のきらきらにもやをかける感じにする装丁。タイトルのところだけ白印刷をかけないことで、そこだけ箔押ししたみたいに浮き上がって見えるようにすると、コストを抑えつつ箔押しもどきができるはず…
表紙のデザインについてはそこまでこだわらないかなと思う。こだわるなら用紙かなあ。普通のコート紙とかじゃなくてちょっと光沢のある用紙を使ったりすると可愛いかな。
遊び紙は毎回と言っていいほどつけるので、ここでもいろいろ考えたいところ。
ちなみにホログラム紙は、「ホログラムペーパー195kg クリスタル」です!
やりたい装丁②
- 新書サイズのカバー付き
- 真っ白の装丁。白い用紙に白インク印刷
- タイトルのところのみホログラム箔で箔押し
新書サイズはいつか出してみたいなと思ってる! あのA5ともつかない絶妙なサイズ感、商業みがあってすごく憧れる。帯もつけられたらいいなあ。
真っ白の本ってめちゃくちゃかっこよくないか?と思ってこの装丁をやってみたいもののひとつとして挙げたけど、正直どういう話に合わせるか考えてないなあ。
新書サイズなのである程度厚みは欲しいし、長い話にしようかな。ただ、白い用紙に白インクって見え方どうなるか分かんないよね。黒一色のデスノートみたいな装丁もかっこいいなあ。ミランダ紙みたいなぎらぎらの上から黒インク100%で乗せたらどうなるんだろう?
タイトルのところだけ箔押ししたいんだけど、これは正直箔の種類迷う。赤にしてなんか紅白でおめでたい感じにしてもいいし、でも透明箔(ホログラム)を使うと死ぬほど儚くてかわいいものができると思うので、箔押しのところで語る。
やりたい装丁③
- ファーストヴィンテージカシミヤ172kg使う。それかモダンクラフト。
- カッティング加工を使う。
- 手書き文字のタイトル
クラフト紙みたいな色の用紙を使うのは憧れ。かっこいいよね。
カッティング加工で事件簿みたいなファイルっぽさを出したい。シリアスめな話を考えつかないと無理な話ですけど… いっそ昔書いた人を選ぶ話に使うか!?
手書き文字のタイトルはよくやる。フォントを見るのも大好きなんだけど、どうしても手書き系でしっくりくるのがないので、そういうときは自分で書く。それを写真に撮って依頼したデザイナーさんに送って使ってもらうパターンが多い。自分の字でタイトルが書いてあるって特別感出るよね。
やりたい装丁④
- ブックケースをつける。色は赤橙(#ED551B)か、チャイニーズレッド(#FF5D20)
- 本は新書サイズかA5サイズ。ファーストヴィンテージカシミヤか特殊紙。
- 装丁はごくごくシンプルにしたいのでマットPPつけて抑えめに。
ブックケースはつけたい!オプションでリボンかけてプレゼントみたいにしたい。
ファーストヴィンテージに金箔めちゃくちゃ合うと思うので、箔押しするならタイトル部分とかに使いたいな。これはちょっと重厚感あるお話とかに使いたいかも。パロディでもいいな。
使用したい箔押し
箔押しはたくさん種類がある印刷所さんを選べば本当に無限大にデザインできると思うんだけど、その中でもめちゃくちゃ使いたいのがホログラム箔。
私は「ジャングルセレクト」っていうホログラム箔を絶対一回は使いたいと思ってる。
透明!!!!! あ~儚い!切ない! このきらきら可愛すぎない!?
これは角度によって本当にきれいに見えるみたいなので用紙も選ばなさそう。濃い色味の用紙に使っても、淡い色の用紙に使っても絶対かわいい。
あとはこれ!透明箔!また透明かいって…
はいかわいい~!!!!!! 私、大歓喜。拍手。
こういう抑えた控えめな箔ってどうしてこんなに可愛いのかしら!?
ほかにも、ジャングルセレクト シルバーだとかホログラムHK015とかいろいろ使いたいのある! 財布と要相談だな…
使用したい特殊印刷
これは本当にセット商品が豊富なプリントオンさんのセットをこれでもかって使いたい。
まずはこれ。
ご、御祝儀~!!!??? こんなの実質推しカプへの御祝儀です!!!
このセットのすごいところは水引の種類が選べるところ。最高。こんなの豪華にするに決まってんじゃん!!! これ、イベントで出した暁には購入してくれる方にご祝儀袋の中にお金入れて持ってきてほしい(面倒)。
お次はこれ!
最初からフレームついてるって何事? これは絶対イラストの表紙にする。色味というか明度? 彩度? を抑えて描いてもらいたいです。
こういうセットでめちゃくちゃ見たことない本!みたいなのをつくるのが夢。お金と時間との相談が必須なやつ。
表紙用紙とか、いろいろ
ここでいう表紙用紙っていうのはカバーも含めるんだけど、私、本当に特殊紙が大好きなので。前に文庫本カバー付きで出したときは、表紙はタイトルしか印刷しないのもあってただのコートカード紙を使ったんだけど、次は特殊紙にするのもありだなと思った。
今使いたいのは手触りに特徴がある紙と、光沢のある紙、そしてクラフト系用紙。
手触りに特徴があるといっても様々で、ざらざらだったり凸凹してたり。どちらかというと凸凹した紙を使いたいかな。あたたかみが出るので。マーメイド紙をはじめ、ハンマートーンGA、ユポ紙とか。ちょっと厚めで凸凹した紙を使ってみたい。
光沢のある用紙は本当に使いたいものが多すぎて書ききれない!(笑)
シャインフェイスゴールド、キュリアスメタル、新シェルリン、OKムーンカラーホワイト、シェルルックNツインスノー、ミランダ紙…
光沢!っていうものからギラギラのラメが入ったものまで本当に心躍る紙がたくさん使えると私はすごく嬉しい。
クラフト系用紙は限りあるので、繊維入り系をいくつか。雲竜紙なんだけど、これは色付きが本当に可愛い。朱とか抹茶とか。和紙の風合いを持ってる紙なのでそういう時代物とかには絶対合う! あとはOKミューズキララ白っていう用紙。こざと白雪っていう用紙にも似てるんだけど、細かい箔がランダムに入った用紙。これは以前カバー表紙に使用したこざと白雪があまりにも可愛かったからまた使いたい!ちょっと特別感出るよ。シンプルな繊維入り用紙だと、バフン紙とかかな。色合いが好きです。
あとは遊び紙! 同人誌の醍醐味の一つだと思ってる遊び紙。これひとつで本当に変わる。お話にリンクしたようなものを選んでもいいし、表紙用紙の色に合わせてみてもいいし、何と言っても特殊紙を使えるので! 表紙には使えない(もしくは有料オプションで紙替えしたら使える場合もある)用紙でも、低コストで使用することができる遊び紙オプション。遊び紙使用不可のセットを使うとき以外は基本的につけるようにしてるし、まず遊び紙のオプションがない印刷所さんを選ばないかもしれない…
※初めての本は右も左も分からなかったのとコストを最低限にしたかったので、とりあえず低予算でつくれるこだわりのない本になりました。(コート用紙にクリアPP)
遊び紙で使いたいのはたくさんありすぎて正直選べないけど、ミランダ紙のそらとバラは取り扱いがあるところでは使用してみたいなって思う。ミランダ紙ってかなりラメがギラギラしてる用紙なんだけど、そのラメがまたしぬほど可愛いので…
カラー系の用紙を持ってくることが多いので、最近だとクロマティコ紙のマンゴが可愛かった!色名のとおり、マンゴーみたいなオレンジ色なんだけど、印刷所さんを変更したので使用できなかった… 次の本はセットの都合で遊び紙なしです。さみしい。
数量限定にはなるんだけど、「STARBOOKS」さんは遊び紙の取扱数がアホみたいに多いのでサイトをチェックしてほしい。
今私も見てたらめちゃくちゃ可愛いの見つけてしまった。数量限定なのが悔やまれる~!!
なんだこれは~!!!!!!! けしからん!こんなのおしゃれ過ぎない???
機会があればいつか使おう…
そういえばいつも表紙2、3は印刷なしなんだけど、一度でいいのでルブタン表紙してみたいんだよね。表紙2を真っ赤なクリアPP付きで印刷して、ルブタンのヒールの裏側みたいな本にしたらすごくかっこいいと思う… あえて表紙用紙もミランダ黒に黒インク印刷かけてタイトル箔押しとかしたら超絶クールな本が出来上がってしまう。中身が伴わない…技量が欲しい。切実。
最後に
ここまで総文字数けっこう書いた! ブログ書くのって時間と体力を要するけど、好きなことならへっちゃら!楽しかった~!
これは備忘録的な感じで投稿するけど、私は装丁の話をしながら「次どういう話を書こうかな~」って考えてる時間が一番幸せなので、その幸せを少しでもお届けできてればいいな!
またやりたい装丁見つかったら第二弾のブログ書こう。ここには載せていないけど、近いうち(三か月後くらい)に出す予定の本の装丁についても、またそのときに詳しく書けたらいいな。
それでは!ば~い!!