やりたい同人誌装丁メモ
かなりブログを放置してて、なんなら前に書いた記事なんて「次回のブログでより詳しく書きます!」みたいなこと言ってるのに一向に書いてないの、本当にダメ。
最近は「自カプセックスって必要だっけ?」という草食通り越して絶食系腐女子になりつつあるので、ドラマCD聴いてないんですよね…
まあ、それはさておき。
タイトルに書いたように、今日は前回の記事は記憶からすっ飛ばして同人誌の装丁についての秘めたる野望を書き連ねたいと思う。
同人誌、昨今の情勢のおかげでけっこういろいろ考えることは多々あるんだけど、なんて言ったって、同人誌をつくるのって楽しい!!!!!(大声)
こればっかりはつくってみないとその良さは実感できないと思うけど、本当に楽しいのだ。自分が時間と精神とお金その他もろもろをつぎ込んでつくり上げた本!
そうなると、めちゃくちゃこだわりたくなるわけだ、これが。
中身がどうであれ、見た目のインパクトってけっこうでかい。特に小説本なんて、イラストの表紙にするか否かでけっこう違うと思う。
私は、よっぽどの「今回はどうしてもイラストにしたい!」という願望がない限りは、限りなく商業っぽいというか、普通に電車の中で取り出しても大丈夫くらいの装丁にしたいというこだわりがある。箔押しだって使いたいし、サイズもこだわりたいし、カバーありにするか、帯はつけるか、PPは何にするか……そういうのを考えるだけで丸一日潰す自信ある。
そんなわけで、今日はこれからやりたいなと思う装丁の話をメモがてら書こうと思う。
レッツゴー!
やりたい装丁
やりたい装丁①
- 新書サイズ、もしくは文庫サイズ
- カバーあり
- ホログラム用紙+白印刷
- 表紙はイラストなし、タイトルのみで浮き出し箔押しをした感じになるように
- 使いたい印刷所さんは「プリントオン」さん
一度文庫サイズを出してからというもの、あの手のひらに収まる感じが好きで次も出したいなってなる。でも単価が高いのがネック。あと締切が早すぎてえぐい。表紙を自分でつくることがまずないので、依頼をかけるとなるとかなり前倒しでつくらないときつい。
この装丁で出したいなって思ってる話はファンタジー要素ゴリゴリの長編。死んだら心臓が宝石になるという世界線で生きる推しカプの話です。
設定もかなり細かくつくったほぼ一次創作に近い二次創作。
ホログラム紙に白印刷ってめちゃくちゃやってみたい装丁のひとつで、100%白印刷にするんじゃなくて、50%で白印刷かけることで、ホログラム紙のきらきらにもやをかける感じにする装丁。タイトルのところだけ白印刷をかけないことで、そこだけ箔押ししたみたいに浮き上がって見えるようにすると、コストを抑えつつ箔押しもどきができるはず…
表紙のデザインについてはそこまでこだわらないかなと思う。こだわるなら用紙かなあ。普通のコート紙とかじゃなくてちょっと光沢のある用紙を使ったりすると可愛いかな。
遊び紙は毎回と言っていいほどつけるので、ここでもいろいろ考えたいところ。
ちなみにホログラム紙は、「ホログラムペーパー195kg クリスタル」です!
やりたい装丁②
- 新書サイズのカバー付き
- 真っ白の装丁。白い用紙に白インク印刷
- タイトルのところのみホログラム箔で箔押し
新書サイズはいつか出してみたいなと思ってる! あのA5ともつかない絶妙なサイズ感、商業みがあってすごく憧れる。帯もつけられたらいいなあ。
真っ白の本ってめちゃくちゃかっこよくないか?と思ってこの装丁をやってみたいもののひとつとして挙げたけど、正直どういう話に合わせるか考えてないなあ。
新書サイズなのである程度厚みは欲しいし、長い話にしようかな。ただ、白い用紙に白インクって見え方どうなるか分かんないよね。黒一色のデスノートみたいな装丁もかっこいいなあ。ミランダ紙みたいなぎらぎらの上から黒インク100%で乗せたらどうなるんだろう?
タイトルのところだけ箔押ししたいんだけど、これは正直箔の種類迷う。赤にしてなんか紅白でおめでたい感じにしてもいいし、でも透明箔(ホログラム)を使うと死ぬほど儚くてかわいいものができると思うので、箔押しのところで語る。
やりたい装丁③
- ファーストヴィンテージカシミヤ172kg使う。それかモダンクラフト。
- カッティング加工を使う。
- 手書き文字のタイトル
クラフト紙みたいな色の用紙を使うのは憧れ。かっこいいよね。
カッティング加工で事件簿みたいなファイルっぽさを出したい。シリアスめな話を考えつかないと無理な話ですけど… いっそ昔書いた人を選ぶ話に使うか!?
手書き文字のタイトルはよくやる。フォントを見るのも大好きなんだけど、どうしても手書き系でしっくりくるのがないので、そういうときは自分で書く。それを写真に撮って依頼したデザイナーさんに送って使ってもらうパターンが多い。自分の字でタイトルが書いてあるって特別感出るよね。
やりたい装丁④
- ブックケースをつける。色は赤橙(#ED551B)か、チャイニーズレッド(#FF5D20)
- 本は新書サイズかA5サイズ。ファーストヴィンテージカシミヤか特殊紙。
- 装丁はごくごくシンプルにしたいのでマットPPつけて抑えめに。
ブックケースはつけたい!オプションでリボンかけてプレゼントみたいにしたい。
ファーストヴィンテージに金箔めちゃくちゃ合うと思うので、箔押しするならタイトル部分とかに使いたいな。これはちょっと重厚感あるお話とかに使いたいかも。パロディでもいいな。
使用したい箔押し
箔押しはたくさん種類がある印刷所さんを選べば本当に無限大にデザインできると思うんだけど、その中でもめちゃくちゃ使いたいのがホログラム箔。
私は「ジャングルセレクト」っていうホログラム箔を絶対一回は使いたいと思ってる。
透明!!!!! あ~儚い!切ない! このきらきら可愛すぎない!?
これは角度によって本当にきれいに見えるみたいなので用紙も選ばなさそう。濃い色味の用紙に使っても、淡い色の用紙に使っても絶対かわいい。
あとはこれ!透明箔!また透明かいって…
はいかわいい~!!!!!! 私、大歓喜。拍手。
こういう抑えた控えめな箔ってどうしてこんなに可愛いのかしら!?
ほかにも、ジャングルセレクト シルバーだとかホログラムHK015とかいろいろ使いたいのある! 財布と要相談だな…
使用したい特殊印刷
これは本当にセット商品が豊富なプリントオンさんのセットをこれでもかって使いたい。
まずはこれ。
ご、御祝儀~!!!??? こんなの実質推しカプへの御祝儀です!!!
このセットのすごいところは水引の種類が選べるところ。最高。こんなの豪華にするに決まってんじゃん!!! これ、イベントで出した暁には購入してくれる方にご祝儀袋の中にお金入れて持ってきてほしい(面倒)。
お次はこれ!
最初からフレームついてるって何事? これは絶対イラストの表紙にする。色味というか明度? 彩度? を抑えて描いてもらいたいです。
こういうセットでめちゃくちゃ見たことない本!みたいなのをつくるのが夢。お金と時間との相談が必須なやつ。
表紙用紙とか、いろいろ
ここでいう表紙用紙っていうのはカバーも含めるんだけど、私、本当に特殊紙が大好きなので。前に文庫本カバー付きで出したときは、表紙はタイトルしか印刷しないのもあってただのコートカード紙を使ったんだけど、次は特殊紙にするのもありだなと思った。
今使いたいのは手触りに特徴がある紙と、光沢のある紙、そしてクラフト系用紙。
手触りに特徴があるといっても様々で、ざらざらだったり凸凹してたり。どちらかというと凸凹した紙を使いたいかな。あたたかみが出るので。マーメイド紙をはじめ、ハンマートーンGA、ユポ紙とか。ちょっと厚めで凸凹した紙を使ってみたい。
光沢のある用紙は本当に使いたいものが多すぎて書ききれない!(笑)
シャインフェイスゴールド、キュリアスメタル、新シェルリン、OKムーンカラーホワイト、シェルルックNツインスノー、ミランダ紙…
光沢!っていうものからギラギラのラメが入ったものまで本当に心躍る紙がたくさん使えると私はすごく嬉しい。
クラフト系用紙は限りあるので、繊維入り系をいくつか。雲竜紙なんだけど、これは色付きが本当に可愛い。朱とか抹茶とか。和紙の風合いを持ってる紙なのでそういう時代物とかには絶対合う! あとはOKミューズキララ白っていう用紙。こざと白雪っていう用紙にも似てるんだけど、細かい箔がランダムに入った用紙。これは以前カバー表紙に使用したこざと白雪があまりにも可愛かったからまた使いたい!ちょっと特別感出るよ。シンプルな繊維入り用紙だと、バフン紙とかかな。色合いが好きです。
あとは遊び紙! 同人誌の醍醐味の一つだと思ってる遊び紙。これひとつで本当に変わる。お話にリンクしたようなものを選んでもいいし、表紙用紙の色に合わせてみてもいいし、何と言っても特殊紙を使えるので! 表紙には使えない(もしくは有料オプションで紙替えしたら使える場合もある)用紙でも、低コストで使用することができる遊び紙オプション。遊び紙使用不可のセットを使うとき以外は基本的につけるようにしてるし、まず遊び紙のオプションがない印刷所さんを選ばないかもしれない…
※初めての本は右も左も分からなかったのとコストを最低限にしたかったので、とりあえず低予算でつくれるこだわりのない本になりました。(コート用紙にクリアPP)
遊び紙で使いたいのはたくさんありすぎて正直選べないけど、ミランダ紙のそらとバラは取り扱いがあるところでは使用してみたいなって思う。ミランダ紙ってかなりラメがギラギラしてる用紙なんだけど、そのラメがまたしぬほど可愛いので…
カラー系の用紙を持ってくることが多いので、最近だとクロマティコ紙のマンゴが可愛かった!色名のとおり、マンゴーみたいなオレンジ色なんだけど、印刷所さんを変更したので使用できなかった… 次の本はセットの都合で遊び紙なしです。さみしい。
数量限定にはなるんだけど、「STARBOOKS」さんは遊び紙の取扱数がアホみたいに多いのでサイトをチェックしてほしい。
今私も見てたらめちゃくちゃ可愛いの見つけてしまった。数量限定なのが悔やまれる~!!
なんだこれは~!!!!!!! けしからん!こんなのおしゃれ過ぎない???
機会があればいつか使おう…
そういえばいつも表紙2、3は印刷なしなんだけど、一度でいいのでルブタン表紙してみたいんだよね。表紙2を真っ赤なクリアPP付きで印刷して、ルブタンのヒールの裏側みたいな本にしたらすごくかっこいいと思う… あえて表紙用紙もミランダ黒に黒インク印刷かけてタイトル箔押しとかしたら超絶クールな本が出来上がってしまう。中身が伴わない…技量が欲しい。切実。
最後に
ここまで総文字数けっこう書いた! ブログ書くのって時間と体力を要するけど、好きなことならへっちゃら!楽しかった~!
これは備忘録的な感じで投稿するけど、私は装丁の話をしながら「次どういう話を書こうかな~」って考えてる時間が一番幸せなので、その幸せを少しでもお届けできてればいいな!
またやりたい装丁見つかったら第二弾のブログ書こう。ここには載せていないけど、近いうち(三か月後くらい)に出す予定の本の装丁についても、またそのときに詳しく書けたらいいな。
それでは!ば~い!!
わたしとドラマCDアゲイン
手が止まらないのでそのままキーボードをたたいている。
カップリングの話だ。詳しくは下記へ。
emmataronoshiro.hatenablog.com
『男子高校生、はじめての』というドラマCDについてのプレゼントしてこの記事を作成しているわけだが、備忘録がてら全カップリングの設定詳細をここに書こうと思う。
気になるやつがあったらこっそり教えてください……
まずは、1st Season
【第一弾】『幼なじみ独占欲』
みんな~!!!! みんな大好き幼なじみモノ!!!! 幼なじみって問答無用で大好きなんだけど、もうここのカップリング、トップバッターにして王道なのでまずは詳しく掘り下げてくね!!!!(大声)
【攻め】青海一樹(あおみ かずき):高校一年生。バスケ部の期待のエース。身長184cm。無口。ひたむきでストイック。CV(佐藤拓也)。
【受け】山吹裕太(やまぶき ゆうた):高校一年生。バスケ部所属、補欠。身長160cm。明るくて人懐っこい。CV(鈴木裕斗)。
……お分かりいただけただろうか? このカップル、身長差が大変。その差、24cm。
やばない? 身長差えぐいカプってけっこう好き。もどかしいのもそうだけど、何といってもすっぽり! 収まるんだよ! そしてキャスティングが最高ですね。ありがとう。いい声。ちゃんと高校生! なサトタクなのでぜひ。鈴木さんがひたすら可愛い。
【第二弾】『後輩が可愛すぎていじめたい』
ここ、1st Seasonで一番好き。本当に好き。ドS攻めがたまらん。ありがとう。
【攻め】二見琉生(ふたみ りゅうせい):高校三年生。生徒会長であり、陸上部のエース。サービス精神満載のなんでもそつなくこなすタイプ。身長178cm。CV(立花慎之介)。
【受け】川井志馬(かわい しま):高校一年生。陸上部所属の期待の新人。めっちゃ奥手。身長176cm。CV(田丸篤志)。
このカップリング、実は私の常識を覆したカップルなんですけど……
古より私は立花さん受けしか聴いてこなかったので、正直(攻めできるんかな……)などと勝手な心配をしていたんだが、杞憂に終わった。上手い。まじで上手い。あの立花ボイス、破壊力百億あるわ。腰抜けるかと思った。
そして受け役の田丸さん。アニメイト限定版に収録されているフリートーク内で「この作品が初めてのBL作品」だとおっしゃっていたんだが、ほんまに初めてか?と思うくらいにはめちゃくちゃ上手かった。いじらしい感じを出すのが上手い。恥じらいを鼓膜に感じます。天才。ここのカップリングは先輩×後輩みたいなクソ王道ではあるんだけど、先輩の性格の悪さがしんどい。いい意味で。これはぜひ本編で聴いてみてください。
【第三弾】『生徒会役員の密かな謀』
ここは沼ると大変やばいカップリングです。わたし、当初はノータッチだったんですが、アフターディスクでやばいことに気が付いて本編買った。やべえ。受けの乱れ方がまあえっちなんで聴いてくれ。なんだろう、こなれ感のあるエロさみたいな感じ。
【攻め】参納秋彦(さんのう あきひこ):高校二年生。生徒会会計。文武両道で才能豊かだが熱くなることがない省エネタイプ。身長182cm。CV(竹内良太)。めっちゃいい声。
【受け】北谷映一(きたに えいいち):高校三年生。生徒会副会長。通称エイチ先輩。口は悪いけど面倒見がいいお兄さんタイプ。身長178cm。CV(興津和幸)。
何がやばいかってここに来ての年下攻めです。いいよね年下攻め。参納くん、とっても低音ボイスで冷静沈着な感じなんですけど、やり口ちょっと汚くて最高。ここは本編で。エイチ先輩は一度沼にハマると抜け出せないタイプの受けキャラです。びっくり。快感に弱いタイプなんだろうなあと聴いてて思う。声がめっちゃ可愛い。けどちゃんと男子らしさ残ってるのでグッジョブ。
1st Seasonはアフターディスクが二枚あるんですが、時間を経た彼らを聴くことができてすごくおすすめ。本編で高校三年生だったキャラクターが大学生になっていたり、呼び方が変わっていたり。呼び方変わるの大好きマンなのでとても嬉しかった……
続いて、
2nd Season!
ここから趣向がガラッと変わるのでめちゃくちゃ楽しいぞ。わたしの推しカプが二個出てくる。すげえ、このシーズン。
【第四弾】『親友の交際を全力で阻止する方法』
分かりますか、親友! 親友ですみなさん! 親友っていう言葉の響きがこれだけ意味のあるものに感じたのって久しぶりかもしれない。めっちゃいい。
【攻め】椎堂真史(しどう まさふみ):高校二年生。映画研究部所属の天才肌でマイペースな男。寡黙。そんでもって童貞。堅物。好き。身長177cm。CV(古川慎)。
【受け】杉本有(すぎもと ある):高校二年生。映画研究部所属だけどそこまで映画に興味があるわけでもない。エッチ大好きなリア充受け、まあビッチ。身長172cm。CV(村瀬歩)。
めっちゃハイペースでいろんな情報詰めるやん? 童貞×ビッチ。なんて黄金公式なんだ。ありがとう。キャスティングも大正解すぎてけっこうびっくりなんだが、ここ本当にえっちで可愛くてちょっと攻めキャラが暴走しちゃうのが好き。さらっと眼球舐めとか潮吹きを取り入れてくるニュータイプのカップルです。好き。ここが一番好き説あるけど、実は次のシーズンに魔物がいるので……
【第五弾】『兄弟だから、何もない』
ここにきて突然のハードな壁。義兄弟モノがついにお目見え。血が繋がってないけど家族、そんでもって同性愛、めっちゃハードル高! びっくりだわ! ここはリバみが強めなカプなのであんまり聴き込んでない。好きな人はたぶん好きだよ。かわいいよ。
【攻め】五月女慧斗(さおとめ けいと):高校一年生。真面目で几帳面な義弟。身長174cm。だらしない兄にやきもきしてる。しっかり者の弟キャラ。CV(白井悠介)。
【受け】五月女春惟(さおとめ はるい):いつもにこにこほんわかぽわぽわ。こんなのでも陸上部所属。ギャップか? 身長178cm。受けだけど身長高いのいいよね。かわいい。甲斐性なしのお兄ちゃん。CV(増田俊樹)。
ここ、ちょっと闇深さある。まず義兄弟なのでぶち当たる壁がまあ高い。大変。家族なのでどのカプよりも一緒にいられる時間はあっても罪悪感が勝っちゃう。彼らの口にする「ごめんね」が重くてしんどいので私はあんまり聴いていません、ごめんな……
【第六弾】『甘やかしてよセンセイ』
ここ! 今までとガラッと変わって生徒×先生モノです! で、ここも闇深い。人間の闇みたいなものを感じる。シナリオがすげえ上手い。あとキャスティングが大正解。
【攻め】六甲綾人(ろっこう あやひと):高校三年生。生徒会役員。愛想がよくて爽やかな表面だが裏面は……? な、二面性キャラ。一歩間違えるとこいつはヤンデレ属性待ったなしな気がする(主観)。身長182cm。CV(八代拓)。
【受け】央田尋(おおた じん):美術教師。教師らしからぬ風貌をしている。銀髪に軟骨ピアス、おまけにヘビースモーカー。専攻は油絵で授業がないときは美術室で絵を描いている。教師の間では不評だが生徒には人気。29歳。ドSでドM。身長177cm。
CV(新垣樽助)。
めっっっっちゃいい。だいすき。最高に罪深いというか背徳感ゴリゴリ。こんなドラマCDあるう?みたいなストーリーというか、人間の業みたいなものを感じちゃう。シナリオまじで上手い。あとね、新垣さんが個人的にめっちゃうまくて好き。死ぬ。
とりあえず2nd Seasonはこんな感じ! 次のシーズンは次回! めっちゃ引き延ばすやん! 多分すぐ書く! 次シーズンもけっこうしんどいのでぜひ。私の好きなカプ二つあるわ……
スピンオフ、あとは新シーズンの4thはまだ二つ目聴いてないので聴いてからにします!
それでは!
わたしとドラマCD
めちゃくちゃ月日が流れてしまっていて、そろそろこのブログの存在も忘れかけていた。
まあいろいろあって、私生活に支障が出まくっている現在だけど、オタクなので持ち直すのはめちゃくちゃ早くて助かる。だいたい推しの話題があればすぐに復活するような脳のつくりになっているから、まじでオタクでよかった。
今キーボードを叩けているのも自分の胸の内から溢れんばかりの情熱を記事にしたいからだ。オタクって素晴らしい。
話は逸れたが、今回の記事は表題のとおり、ドラマCDについて。
ジャンルはもちろんBLですけど、このご時世、シチュエーションドラマCDとかもあるからそれはそれで楽しめるよね。私は興味ないんだけど。
軽く私とドラマCDとの出会いに触れると、時代は中学校時代にさかのぼる。
私がまだ携帯電話を持っておらず、YouYubeが見れる環境なんて父のパソコンくらいしかないあの時代。イヤホンなんかも持っていなかったから、極小音量で違法アップロードされた音源を聴いていました。だいたいが、誰々(声優さん)の攻め/受け声詰め合わせとかだったから、作品名とかまでは全然分からないんだけど。正直、私からしてみれば「音声媒体」でBLを楽しむことができるという未知の領域はまさに天国だった。
ここで声優さんにリスペクト感情を抱いたんだと思う。演じてくださってありがとうございます。
その後、ようやく高校生になって携帯電話(それでも最初の一年はガラケーだった)を持つことになって、ドラマCDに触れる機会も多くなった。その頃には既に好き嫌いみたいなものが出来上がっていて、特定の声優さんに対して熱を上げたりすることもしばしばあった。けっこう黄金期感あるな……
高校三年になり、気が付けば受験生。まあここは難なくクリアするんだけど、問題はここから。アルバイトだ。自分が使えるお金が一気に増える。まあこれが私の快進撃ともいえるドラマCD無双ロード突入への幕開けだった。
ちょうど私が大学入学してすぐくらいだ。いつものようにYouTubeの大海を泳いでいたら、新しいドラマCDのWebCMがトップページに流れてきた。サムネイルに表示されている絵柄も好みだったし、試しにと思ってタップした。そこがたぶん沼の始まり。
『男子高校生、はじめての』というドラマCDとわたしが出会ったのはそのときだ。
それまでの常識を覆す革新的なドラマCD。従来のドラマCDってセックスシーンのいいときとかに変なピアノの旋律みたいのが入ることってない?あれ、すげー邪魔なんだよね。何を盛り上げているのか私には理解不能だったんだけど。このドラマCDは違った。
その謎の旋律が一切ない。まじでない。タイトルコール時にインサートとしてテーマメロディー的なのは入るけど、本編中は一切ない。これ、まじですごい。
BGMがないということがどれだけ本編に集中できるか、これはまじで画期的すぎだろと頭を抱えた。調べると、コンセプトに掲げているのは「ノーカット、ノーフェード、ノーBGM」。これ、めちゃくちゃ大事。ノーカットは言わずもがなだけど、フェード!
なんかすげー濁されて終わるドラマCDってめちゃくちゃ消化不良なんだけど、これはそのもやもやがない。これはすげえ。
そしてなんといっても本編中のノーBGM。つまりだ。これは古から全オタク腐女子が願ってやまなかった「推しカプがいる部屋の壁になれる」願いを叶えているも同然なのだ。このドラマCDの公式ホームページでも「男子高校生の『はじめて』をこっそり盗み聞きする」と書いてある。天才。私が求めてました、これ。
ここまでめちゃくちゃノンストップで語ったけど、ちゃんとこのCDについてのプレゼンもするね。
現在出ているCDは、アフターディスク、スピンオフを含め全部で18枚。
うち、カップリングは全部で14。現在4th Seasonまで来ました。シーズンごとにカップリングは3つずつ。タイトル通り男子高校生たちのカップリングがほとんどですが、本編カップリング一組のみ、男子高校生×教師があるよ。ここめっちゃ好き。
スピンオフが先生同士とかの大人組なんだけど、実はここまだノータッチです。
本編カップルたちは全制覇してるので、それぞれの良さが語れるんだけど、長いので今度やります。
実はこの『男子高校生、はじめての』シリーズ、GINGER BERRYというレーベルのオリジナル作品なんですが、毎回キャスティングとシナリオがとっても上手で私は好き。
大御所から若手、BLドラマCDははじめてという声優さんまで幅広くキャスティングしてるんだけど、まじでみんな上手い。すげえ。声帯どうなってんだまったく。
このへんの私の好みとかも含め、次回でより詳しく。この話題に関してはめちゃくちゃ語り散らかすので時間が足りないんだ……
YouTubeでWebCMとかキャラクターの自己紹介ムービーとか上がってるのでぜひタイトルで検索してくれ。
BL作品は嗜むけど、音声媒体となると割とハードルが上がる。分かる。ちょっとリアルだもんね。そこさえクリアすれば沼へようこそとなるので、とりあえず少しだけでも聴いてみてね。カップリングの説明は次回。
それでは。
わたしとBLの出会い
そろそろこの胸から溢れる推したちへの愛を垂れ流す場所をつくらなきゃいけない
そんなこんなでブログ開設に踏み切ったわけですよ。
ええそりゃもう、ここぞとばかりに愛を叫ぼうと思う。
ツイッターじゃ事足りなかったのか?当たり前だわツイッターってもんは字数制限があるんじゃコノヤロウ。140字じゃ言いたいことも思いの丈だって語れやしないわよ。
その時々でわたしが言いたいなと思ったことを半ば押しつけがましく書いていくブログにしようと思います!みんな、私が王だ!HAHAHA!
そんなわけで最初のブログから「おいおいBLを彼氏みたいに言いやがって」みたいなタイトルにしたわけですけども。このブログを開設して記事を書くにあたってここだけははっきりしたいと思うの。
なんてったって、わたしは三度の飯よりBLが好き!みたいな女だもの。ここを書いとかないと始まらない。
まあでも最初からBLを知っていたわけでもないので時系列を整理しながら書いていくわ……。言葉遣いがちょいちょいオネエみたいなのは気にしないでちょうだい。某VTuberの影響でしてよ。
あれは忘れもしないわ。小学校五年生のときの話よ。
当時は既に保健の授業なんかで、やれ思春期がとか月経がとか第二次成長期がとか、そういう類の学問的知識は入っていたわけ。
学問的な知識のせいで実際何がどうなって、なんて分かっていなかったピュアなわたしは、ある日ひょんなことから新しい扉を開けることになった……。
事の発端は家にあった父のパチンコか何かの攻略情報誌。表紙に北斗の拳が載っていたこともあって、興味本位に私はその本のページを捲ったわ。最初こそパチンコの極意だとか読んでもさっぱりなページばかりだったけれど、ついにそのページにたどり着いてしまった。
よくある、おまけページみたいなものね。漫画とかソッチ系の情報とかが載っているページ。今まで延々と毒々しいスロット写真のページばかりだったから、束の間の漫画ページにわたしのこころは踊った。もうそれはさながら、砂漠の中でオアシスを見つけたときみたいの喜びだったわ。砂漠行ったことないけど。
なんとなく覚えている範囲ではオフィスラブみたいなものだった。登場人物はスタイル抜群の美人OL。どんな漫画かしら、とページを捲る手をあのとき止めておけばよかった。風向きが変わったのは中盤から。どうにもおかしい。このOL、仕事をしに上司の部屋に入ったのになぜか裸にひん剥かれている。
???
もうわたしの頭の中ははてなでいっぱいだった。初めて見たエロ漫画というものを前にしてわたしの思考回路はショート寸前だった。なんというゲリラ攻撃。小学五年生のわたしには刺激が強すぎた。これが今思えばわたしの性への目覚めだったのかもしれない。それからは漁るようにエロ漫画を読んだ。当時はコンビニで売られている分厚い成人女性向けのエロ漫画コミック誌が普通に立ち読みできたから、小学六年生までに死ぬほど読んだ。おかげで今はおなかいっぱいで見向きもしない。だがしかし、同人誌は別。あれはいいよ。
でもそんなわたしもまだまだピュアだったらしい。鮮明に覚えてるわ。たまたま借りたのが面白くて、親にねだってレンタルショップで全巻借りて読んだ、矢沢あいの『NANA』。あの漫画の中で、ハチのほうのななちゃんが妊娠発覚したときに、ナナが同じバンドメンバーのノブに詰め寄るシーン。
彼女は言った。「ゴムは?」と。
???
再びはてなマークよ。ゴムとはなんぞや。
そう、当時のわたしには避妊具が通称ゴムなんて言葉で呼ばれてるなんて知らなかった。なんてピュア。わたし、そのとき想像したわ。ありったけの想像力を総動員させて、「ゴム」はどんなものか想像した。わたしが想像したのは、そう、ゴム手袋的な何か。今思えばゴム手袋ってかなり無理があるわよって思うけど、当時のわたしの想像力ではそれが限界だった。
今でこそ、わたしを変態か否かで分けると圧倒的に変態に分類されるって胸を張って言えるけど、昔はちゃんとピュアだったのよ……。
ここまでが小学生までの話。ここからが、タイトルのお話。
中学校にあがったわたしは吹奏楽部に入ったの。人数も多いし、部内で友達もできた。毎日の練習に加えて勉強も大変。テスト期間中は部活も休みになるから、わたしは部内で仲のいい友達と市立図書館で勉強会をすることにした。
その友達はかなりのオタクだった。いわゆるアニメオタク。当時はジャンプが全盛期だったのもあっていつも推しキャラの土方十四郎の話をされたわ。
そんな彼女は、「休憩のときに」と漫画を持ってきていた。当時のわたしは、レンタルショップで漫画を借りて読むことはできても単行本を買うことは許されていなかった。だから、彼女が持っていた漫画が心底羨ましかった。
「休憩しようか」
彼女はそう言ってトートバッグからおもむろに数冊の漫画を取り出したわ。
机の端に積み上げて、「読みたかったら読んでいいよ」と悪魔の囁きをした。
わたしは素直に一番上にあった漫画を手に取った。わたしの大好きなリボーンの獄寺隼人くんが表紙の漫画だった。わたしは「ごっくんだ~!」と嬉々として読み始めた。
これがデジャブだと知らずにね。
読み進めるうちに違和感を感じたのはたぶん中盤。登場人物が異様に少ない。というかほぼ二人くらいしか出てこない。そしてさっきから獄寺くんの赤面が多い気がするわよ。ここまで来てもわたしは分からなかった。なんとなく違和感がある。ただそれだけ。
そしてついにわたしはそのページを開いてしまったわ……。
獄寺くんが……
お か さ れ て い た
いや待って待って待って?いったい何が起きた、お前ら友達じゃねえか何してんだ、てかこれどういう状況!?
めまぐるしいほどの混乱のせいでわたしは一度本を閉じた。そして彼女に尋ねた。
これは何だと。
そして彼女は丁寧に答えてくれた。
「その本、BLって言うんだけど、知らなかった?ボーイズラブ。男同士の恋愛」
すみません知りませんでしたそして今知った!
ここで新しい扉をわたしは開いたわ。
BLを初めて目にしたひとが抱く感情は大きく分けて二つである。
好きか嫌いか。もっと言えば、読める、見れる、か、否かだ。
わたしは圧倒的に見れたし読めたし、なんなら好きだと思った。わたしの大好きな獄寺くんが犯されている!(あとから受けだの攻めだの教えてもらった)
可愛い、と思った。友達に犯され、赤面し、涙を流す彼を心底可愛いと思ってしまった。たぶんここからがわたしの性癖の歪みが始まったと思う。
それからというもの、わたしはありとあらゆる同人誌を漁った。当時はまだ無法地帯で、本屋に行けばフッツーにアンソロジーが平積みしてあった。アンソロを詰め込んだ月刊誌もあった。ジャンプが覇権ジャンルだったのか、だいたいのカップリングはジャンプの漫画だった。そのおかげで、わたしはリボーンを昔のような純な目で見れない。
わたしとBLはこうやって出会った。
今思えば置かれていた環境がよかったせいもある。吹奏楽部の同学年の友達は、オタクかそうではないかの二分化されていた世界だったし、オタク友達はなぜかBLに詳しかったし寛容だった。中学二年まではアンソロジーで生きていたわたしだったが、三年生になるとオリジナルの、いわゆる商業BLに手を出すようになった。
わたしのバイブルは『世界一初恋』です。ここ、テストに出ます。
それから現在に至るわけだが、もうかれこれ十年くらいBLを好きでいる。このBLに対しての愛は褪せることはなかった。
紙媒体では飽き足らず、ガラケーでイヤホンを差せないせいで最小音量で聴いていたBLドラマCD。音声って素晴らしい。本当に素晴らしい。特に原作ありきだと漫画読みながらCD流せばそこは至高のAV鑑賞会になる。声優ってすごい。ここらへんはまた別記事でみっちり書きます。
そんなこんなで意外にも長くなってしまった……。途中でオネエ設定忘れてた。すまん。
次回はまた近いうちに。書きたいネタだけはたくさんあるヨ。
ではまた